帝王切開体験記③ 感動の出産!ママにだけ訪れる素晴らしい気持ち

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緊張の後、人生最大の感動!

ついにオペ室に出発です。
私はベッドに寝たままで
看護師さんが押して移動してくれます。

内心ドキドキで緊張して怖くて…
「ちょっとストップ!」とか言いたい気持ちを
大人なのでグッとこらえます。

 

途中、応援しに来てくれた親族の前でしばらく待機。

体験3-1

緊張感が漂います。

看護師さんが「さ、じゃあ行きましょうか」と
ベッドを動かします。

 

ついに始まる!!

私と赤ちゃんがこれから
頑張るっていう時に
トイレに行ってて見送りに遅れて来た
関係者(当時)…。

心の底から苛立ちとムカつきを覚えた私を
乗せたベッドは
静かに動いていくのでした・・・(--;

 

オペ室は
ドラマで見る様に
機械とベッドだけで冷たそうな部屋。

更に緊張感が増します。

 

乗ってきたベッドから
オペ室のベッドへ、どっこいしょと
移動してから麻酔開始です。

この時は
硬膜外麻酔と腰椎麻酔の二種類行いました。

 

私は、怖がりなので
前もってインターネットで散々情報収集しましたが
人によって痛いとか痛くないとか意見はバラバラでした。

体験3-2

言われた通りに動く事に必死で
バタバタしている感じでした。

不安だった注射は
痛みは無く、
背中の骨あたりがグーーっと押されるような
嫌な感覚がありました。

 

麻酔が終わり仰向けに寝ます。

指先に脈拍数を計る装置?をつけたり
看護師さんや医師によって
あっという間に準備が進められていきます。

 

気付いたら私の目線からは
自分の首から下は見えない様に
なっていました。
ドラマとかで見る緑のシートの様な
アレですアレ(笑)

それと並行して
先程の麻酔が効いてきて
腰から下に
温かい感覚がしたと思ったら
正座の後に足がしびれた様な感覚が
下半身に広がっていきます。

 

医師から
「これ冷たいの分かる?」と質問されます。

体験3-3

「はい冷たいです」と答えます。

 

再度医師が
「これは?」と聞きます。
さっきと違って冷たさは感じないけど
何かがお腹に当たっている感覚はある…

「なにか当たっている感じが少し・・」
と答えます。

3回目ぐらいのやり取りで
「何も感じないです・・」になりました。

 

麻酔はしっかり効いたところで
「じゃあ、始めるねー」と医師がいいます。

『ついに始まる!!』
もう、まな板の上の鯉状態。

 

ここまで来るのに心身共にかなり疲れていて
麻酔も効いてるし、
やんわり脱力状態になりました・・

体験3-4

始まりの掛け声から
時間にして数十分だったと思います。
「赤ちゃん見えてきたよー!」と医師。

もちろん私自身
下半身の感覚は
全然ないし見えもしないので
何が行われているか
把握もできません。

でも医師や看護師さん達が
「もう少し・・そうそう・・よし・・」
などと声を掛け合っている・・

途中から、
痛くは無いけど、お腹の中で
何かが引っ張られている
感覚がしてきて気持ち悪い…

怖い…気持ち悪い…
ちょっと苦しい…

いつ終わるんだろう…
何が起こってるんだろう…
この不安と不快な状況に必死に耐えています。

 

そして・・・
体験3-5

産まれた!!!!!!!!

オペ室の空気が瞬時にピーンと張った
直後に赤ちゃんの泣き声が響いた時に
何とも言えない感情が湧きました。

感動 安堵 喜び
そんな言葉じゃ足りないくらいの感情です。

それに赤ちゃんが
元気に泣いてくれた事が
何より嬉しかったです。

自然と涙が出てきました。

看護師さんが顔の近くに赤ちゃんを
連れて来てくれました。

体験3-6

あの時の気持ちは今でも覚えています。
私だけの宝物です。

 

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