後陣痛がこんなに痛いなんて誰も言ってなかったぁ!!
赤ちゃんが無事産まれてからは
お腹を閉じる処置です。
これも全く感覚が無いので
何をされているか分かりません(^^;
医師と看護師の声が聞こえるので
ちょっとドキドキしますけどね・・
あと、お腹の中に
何か忘れたりしません様に…
ガーゼとか…たまにニュースで
見ますもんね…怖がりなので気になります。
お腹を閉じた後は、ベッドに寝たままで
撮れるレントゲンがある様で
バシャン!!と撮影音がしていました。
ちゃんと確認しているんだなーと思って
安心していると・・
医師が「はい終わりましたよ」
赤ちゃんはその後
看護師さんによって色々と処置があるので
しばらく離れる事になります。
その後、離れる理由が
他にもあるんだと
気付く事になりますが・・(^^;
術後の経過観察もあり
術後のママさん専用の部屋で一日過ごします。
その部屋も家族ですら入ってこれないので
結構心細かったです。
やっとこさ
ビビっていた一連の事は終わったぞ・・と
安心していると・・・
地獄の後陣痛(こうじんつう)が始まるんですねー・・
これが痛い!
痛い痛い!!
いや・・痛いって言うても
切り傷が痛いとかそんな痛みじゃない
ぐおーーーーーんっていう
強烈な痛みの波が来る!
何これ!・・・何これーー!!!
だって麻酔してるやん!
硬膜外麻酔を!!
…そうなんです
腰椎麻酔はしばらくしたら効果が切れるけど
硬膜外麻酔は管を体内に入れたままで
都度調整して麻酔をかけた状態にできるはず・・
なのに
お腹がとんでもなく痛い!
大きな波は容赦なく定期的にやってくるんです。
波が小さくなった時に
ハァハァ言いながら息をして
次の波に備えます。
次の波までは
そんなに時間はかかりません。
のたうち回ると言う表現が
一番近いでしょうかね・・・
先生が様子を見に来てくれたので
「痛いんですけど・・・・・・イタイ・・」
と助けを求めますが
先生は
「それが後陣痛ってやつやねんけど
子宮が急激に縮む時の痛さでね。
今のところ世の中に、それに効く痛み止めは無いから。
頑張って我慢するしかないんよ。」
とサラリと仰る・・。
確かに事前の情報収集で、後陣痛ってのは知ってました
でも、ここまでの痛さだという情報がありませんでした。
出産前の諸々の説明でも、看護師さんが
「後陣痛ってのがあるよー」って言う感じで
サラッと終わった・・
不安にさせない為だったのか…
個人差があるからなのか…?
何にせよゆっくり考えてる暇も無く
痛みはやって来ます。
すると医師が
「ちょっと眠りやすくする薬はあるから
それが効いている間は眠れるよ」との事。
効いたり、効かんかったり、
もー何がどうなってるのか分かりませんが
確かに横のベッドの人は眠っているみたい・・
静かだ・・。
(別に私がうるさかった訳ではないですが)
でも「じゃ、私も、その薬を…」
とはならない事情が待っていた!
なぜならそれは
筋肉注射と言うではありませんか。
幼いころ、筋肉注射と麻酔で
とても気持ち悪くなった経験がある私は
どうしてもそれを使うのが嫌でした。
もぅ面倒臭い患者だなぁとか
思われても良いや…と思い
それを医師に伝えると
点滴薬にしてくれました!
“なんだ!あるんじゃん!よかったぁー!”
ホッとしましたが
そんな都合の良い話しはなくて
点滴は筋肉注射と違って
効いている時間が短い事と
1回の点滴が終わった後に
一定の時間を置かなければ
次の点滴は開始できないと言う事でした。
(点滴は・・と言うか薬剤の違いかも)
でも仕方ない・・
一瞬迷いはしたものの
やっぱり点滴を選択しました。
点滴を始めると
うとうとと寝る事ができて
時々痛みで起きて
また、うとうとと眠り・・を繰り返します。
そのうち点滴が終わり効果が切れて、
痛みで目が覚めて悶絶!
そして次の点滴が
可能になる時間まで耐えつづけ、
看護師さんが点滴を持ってきてくれたら
少しホッとする・・と言う
サイクルでした。
看護師さんも
どんだけ嫌やねんって思ってた事でしょう(^^;
十数時間は経った頃でしょうか・・
やっと後陣痛の痛みが
落ち着いてきたかな??と言う状況になりました。
当時は必死でしたが
後から考えると
赤ちゃんが生まれてすぐ
看護師さんに預けてお世話してもらうのは
こういう状況になるからなんだな…と
分かりました。
さて…後陣痛が治まってきたと言えど
本当に安心していいのか・・?
もう痛いのは無いのか…?
と警戒する私。
やっぱり
次の痛みが待っていました(T∀T;)
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