大部屋へ移動、育児が始まりました
腕の点滴も抜いてもらって
術後の患者用の部屋から大部屋に移る予定でしたが
血液検査で貧血気味だったので
一日延びました。
鉄剤が処方され
次の日には無事大部屋に移り、
本格的に赤ちゃんのお世話が始まりました。
それまでも看護師さんが時々赤ちゃんを
私の傍に連れて来てくれるものの
術後の後陣痛とか諸々との戦いが
あったので、しっかりとお世話する事が
出来ずに居ました。
赤ちゃんは小さくて
こわれそうで、私が守るんだ!って
意識が強くなりました。
看護師さんには
赤ちゃんが寝ている時は
ママも寝る様に言われますが
赤ちゃんがちゃんと息してるか…とか
気になって眠れない!
傷が痛くて素早く動けないから
赤ちゃんのベッドを
自分の顔の横に移動させて
横になりながらでも常に
赤ちゃんの様子を確認できる様にしました。
時々赤ちゃんが
息をしてるか確認して
いつの間にか、私もうとうと・・
一瞬寝るけど、ハッ!と起きてまた確認。
そんな繰り返しでしたね(^^;
そして
朝も昼も夜も関係なく母乳タイムが
あります。
母乳をあげる時も
お腹の傷の痛みを我慢しながら
必死で座位になります。
痛みに耐える冷や汗と脂汗で
入院前に買って来た私物のスリッパが
いつもびっしょりと
濡れてたのを覚えています(^^;
でも赤ちゃんの為となると
苦痛だとか嫌だとか一切思わず、
逆に母乳タイムに幸せを感じていました。
母乳をあげるタイミングは
赤ちゃんが泣いたら…ではなくて
時間を計って定期的に飲ませていました。
授乳の記録を書く紙を看護師さんが
くれるので、それに授乳の度に記入して
ボードに挟んで、赤ちゃんのベッドの横に
ぶら下げておきます。
母乳に関してはママも赤ちゃんも
初心者なので、看護師さんが
一緒に練習してくれます。
赤ちゃんの扱いに慣れてない私は
最初は驚きましたが
看護師さんの指導のおかげで赤ちゃんも
上手に吸えるようになってくれました(^^)
それともうひとつ、
看護師さんによる
地獄の母乳マッサージタイム!
妊婦健診の時もありましたが
出産後は更に痛い!!
マッサージタイムは始めのうちは
定期的にあったので、
いつ来るか…と恐ろしかったですが
尿道の痛みに比べたら大丈夫(笑)
(帝王切開体験記⑥参照)
でもそのおかげか、
母乳はじゃんじゃん出てくれて
母乳が出る→赤ちゃんも吸いやすい→
吸い上手になる→母乳がよく出る
・・の良いサイクルになります。
母乳の出る量は関係なく
赤ちゃんに吸ってもらう事が
子宮も収縮して悪露が残る心配も
低くなると聞いたことがあります。
母乳をあげていると
お腹が空いて空いて仕方ない事も
よく覚えています。
ママの体から赤ちゃんに栄養を
与えているので納得です。
病院で出る3食の食事だけでは足りなくて
面会の家族に差し入れをお願いして
食べていました(^^;
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