これはキツイ!想定外の痛みがありました
帝王切開の術後、
意を決してトイレに向かう私でしたが
術後の患者用の部屋なので
部屋の隅にトイレが設置されていて
ほんの数メートルでトイレに着きます♪
これは良かった…と思いましたが
なんと!!なかなか進めない!
痛くて痛くて進めないー!!
この数メートルの距離を
このまま進んでも、諦めて引き返しても、停止しても
どれを選択しても答えはとにかく痛い・・・・
できれば痛くない選択をしたかったけど
どれも痛いなら進むしかない・・
助けを呼んで看護師さんに
補助してもらうのも考えましたが
結局やる事は変わらない。
いや・・どちらかと言うと、
看護師さんに気を遣うのと
自分のペースで動けないと言う
マイナスオプションを付けてしまうだけだ・・
【更に大変になるのが嫌だったらがんばりな!】
と言う思考でなんとか動いていました。
とにかく一つ一つの動きが傷に響くので
一歩一歩にいちいち勇気がいる感じ。
帝王切開前に
インターネットで見ていた体験談には
スイスイ歩けたって言う人もいたので
正直、ここまで大変だとは思っていませんでした。
出来る事ならば、尿管をつけたままで
数日間、ベッドで動かず安静にしていたかった…
でも、動いた方が
一度開いたお腹の中の癒着が少なくて済むと
聞いた事があります。
それなら辛くても動く方が良い。
まぁそもそも
赤ちゃんのお世話があるので
じっとしてられないんですけどね。
こんなに一生懸命頑張ってる事も知らず
どこかで呑気に昼飯でも食ってる奴(当時関係者)がいると
思うと、点滴のスタンドをフルスイングで当ててやりたく
なりますが、もう私もお母さんなので耐えます。
そんな事を思いながら
『さぁ、トイレに着いたし、
さっさとする事して戻るんだいっ!』
「!!!!!!!!!!!」
あまりの痛みに声もでません
体も固まり動くことができません
なんと尿道に激痛が走ったんです。
(目視できないので
尿道と思われる・・ですが)
その不意打ちっぷりとゆーか
無防備への一発は
かなりの大打撃でしたね。
不意打ちじゃなかったとしても
あれはかなりの痛みでした。
体に雷が落ちた様なイメージがピッタリ
『これは無理!!
これ以上はどうも出来ない!!』
『どうする?!どうする?!?!?』
必死に考えました。
『このまま途中でやめて戻ろうか・・
いや・・でもまたトイレまで来ないといけないぞ。』
『でもこんなに痛かったら
用を足せないし…また尿管いれてもらう?』
『でも管入れてもらう時にまた痛いんちゃうん?!』
幸いにも
さっき管を外したばかりの為、残量は無い様子。
仕方なく再び、ひーひー言いながら
ゆっくりとベッドへ帰りました。
やっとの事で
ベッドに戻って時計を見ると
目と鼻の先の距離にある
トイレの往復に30分以上かかってました。
そしてあの強烈な痛みを
看護師さんに伝えたら
「管が入っている時に動いたから
傷がついたのかもしれないね~」と。
(いや…管入れる時に傷ついたのでは?…)
と思いましたが、もうどうしようもない。
傷がしみる痛みって
場所によってこんなに差があるんだねぇ…。
今後管を入れる事があったら、
念の為、これでもかって程
固定しといてもらうべきだと思った
出来事でした。
コメント